株式会社シンクタウン様|Case Study(ケーススタディ)|BREST(ブレスト)企業のクリエイティブパートナー

Case 04

家づくりにおける
独自の世界観と想いを明確にし、
こだわりと温度感を伝える。

株式会社シンクタウン 様

Corporate Branding Project

企業概要

東京・阿佐ヶ谷で自然素材を使い、北欧テイストと和の日本らしさを融合したポジションで住宅・店舗の「デザイン+設計+建築」をワンストップでお応えするThink Town(シンクタウン)様。素材感が感じられる調和された空間は良い余白のある良質な建築で、技量の高い熟練した作り手が気持ちを込めてつくっていくことを大切にされています。美しさと丈夫さそして品があること、そして、良い家は凛としてことを定義し、家づくりを行っています。子供の健やかな成長への願いと人生のパートナーのような存在でありたいという願いを込めながら、ひとつひとつを丁寧に大切にしていくこと、それがシンクタウン。

  • 関係クリエイターからのご紹介

    シンクタウンさんと出会う3年前、弊社の関係クリエイターを通じてご相談いただき、その後、企業の発展とともに、今後の展開を考えブランディングの必要性からお声がけいただきました。

  • 企業のベースを今一度見直し、
    独自色を見出すこと

    • 良いものをつくることには長けていても、その良さやこだわりを伝えることが後手になっていた。
    • 対お客様だけでなく、内部スタッフにもビジョンや方向性、自社の強みを明確にしたい。

Branding Process

  1. 01

    コンセプトメイキング

    社長と担当社員のコアメンバーにより、まずはどのような事業スタイルか、どのようなツールによって営業展開を図っているか、どのような家づくりを行っているかを、様々な角度からディレクションを行いました。また、打ち出したいテイストや感覚を擦り合わせるために、都内を中心にブランディングツアーを行い、より感覚を近づけ共有していきました。

    • Point 1

      企業コンセプトの確立

      そもそも、自分たちは何を大切にして仕事をしているのか。ここを徹底して話し合いました。

      Long life. ー世代をこえるー

      住み継ぐ人がその家を好きな形に変え、育む家をつくります。古いものを今あるものを大事にしていく考え方です。素材の質を見極め、調和のある手仕事でつくられた家は、世代を超えて愛されます。
      新築建物は可変性のある長期優良住宅、人を守る耐震性をベースに、リフォームは断熱・耐震の性能向上をベースに考えています。

      Good neighbors. ー良き関係でー

      街の風景の中にいろんな形の家族の風景があり、「ただいま!」「おかえり!」で繋がり誰かがいてくれる。日常のちょっとした事にあたたかい気持ちになれる。どこか”湯気”が感じられる暮らしの情景を私たちは大切にしています。
      人は居心地の良さを感覚的に見抜きます。調和・審美眼・暮らしのイメージ・・・それらを大切にしています。

      Living with Nature. ー自然体で暮らすー

      季節と共に日々を楽しみ毎日を心豊かに暮らし、お互いの成長や門出を共に喜び、助け合い支え合う心地よい関係性の共存の中で、自然とつながり暮らしていくこと。
      人が人らしく生きていく、そんな当たり前な普遍性を大切に、人間本来のあるべき姿と成長を考えた家づくりをしています。素敵な街になればなるほどに・・・。

  2. 02

    展開

    ブランドブックの作成

    さらに想いをステークホルダーへ届けるべく、オリジナルのブランドブックの作成を行いました。詩は、シンクタウンさんが大切にされている温度感を大切にしながら書き起こし、イラストは版画家の平岡瞳氏にご依頼、詩にとっても合う版画を立ち上げていただきました。

  3. 03

    展開

    体感型スペース“Yohaku”

    シンクタウンの想いが詰まった住宅(空間)を体感型スペース「Yohaku」と位置づけ、広く発信しております。

    • 「暮らしがわかる家」として、宿泊体験や各種イベント・ワークショップ・住宅相談利用。
    • 「地域とのつながり」として、ワークスペース・フリースペース・ギャラリーとしての利用。

ブランディングを経て

想いを共感できるお客様や仲間(スタッフ・外注の職人さん)が、徐々に増加。今まで当たり前に行っていた丁寧な職人仕事も、実はとっても“強み”であり、想いを込めた作り手の熱量や家づくりに対する考え方がブランドブックを通じて共感を得て、徐々に想いが広がってきております。

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