株式会社アリミノ様|Case Study(ケーススタディ)|BREST(ブレスト)企業のクリエイティブパートナー

Case 03

新商品開発
ヘアカラー剤「ADMIO(アドミオ)」の
ブランド構築

株式会社アリミノ 様

Product Branding Project

企業概要

東京都新宿区に創業以来、美容の世界に携わる企業として、人と美について真摯に取り組まれているアリミノ様。製品を使われる美容師の方たちの声を常に開発に反映させていくと共に、日本の風土や暮らしが育んだ感性や美意識を “Born in Japan”という言葉に込めて、美容の価値をひろげるものづくりを大切にされています。日本初となるコールドパーマ液やエアゾール式ヘアスプレーといった美容アイテムや時代の先駆けとなる製品を次々と発売。また、ヘアカラー時代を到来させるなど、業界のパイオニアとして先陣を切ってこられました。日々の暮らしの中のライフスタイルビジネスとして定着した美容業のリーダーカンパニーとして、美容の新しい楽しさ、人の美しさにつながる取り組みを続けています。

  • 関係クリエイターからのご紹介

    新規商品企画段階で、関係クリエイターからご紹介をお受けし、企画・コンセプト開発段階からご一緒させていただきました。

  • 新カラーブランドの確立

    これまで美容師にお任せだったカラー剤も、これからはお客様がSNSやWEBを通じて情報を取得し、ヘアカラーメーカーやブランドを指名する時代。これまでのノウハウと研究を重ねてできた“色”と“艶”が素晴らしい商品を、BtoB(美容室に向けて)のみならず、BtoC(消費者に向けて)に対しても、いかに訴求できるかがポイント。

Branding Process

  1. 01

    コンセプトメイキング

    まずは、カラー剤という商品自体の開発工程を知るため、研究所にご案内いただき、どのような想いで、どのような設備で、どのような状況で作られるのかを教えていただきました。また、ポジショニング、ターゲティングを何度もディレクションしながら、商品の特性を掴むと共に、商品開発部の熱意に溢れたメンバーの皆さまと共にイメージを膨らませました。

    • Point 1

      ブランドコンセプト_コピー開発

      “魅せつける”カラーではなく、すれ違った時にさりげなく“惹きつけられる”カラーとして、アリミノがこれまで大切にしてきた、日本の美意識を根底に据えてこのコピーに辿り着きました。

      色は、引力。

      世界は、たくさんの色であふれている。

      ひっそりと、だけどしっかりと主張する色。

      華やかだけど、上品さは失わない色。

      やわらかさの中に、凛とした気品を漂わせる色。

      色は、人を惹きつける力がある。

      一瞬で印象を残していく髪を、
      いつも視線を浴びる髪を
      私たちは好きな色に染め変えることができる。

      だから、美しく見せる色を選びたい。

      その髪を、ひときわ輝く色艶に導いてくれるものを。

      今日どこかで、魅力的な髪を見つけたら
      それはきっとADMIOカラー。

    • Point 2

      ロゴデザイン設計

      英語の「アドマイア(admire=称賛する)」を語源とする『アドミオ』。根底にあるコンセプトの想いに基づき、ロゴは、限りなくシンプルに、また女性に後ろ髪を意識したデザインとしております。

    • Point 3

      キービジュアル設定

      全6色展開となることから、6人それぞれのモデルが後ろ姿で登場。カラーバリエーションの豊富さと、ダメージに配慮しながら、魅力的な色と艶を実現する抗酸化安定処方※のヘアカラーとして絶妙なトーンを各専門のクリエイターと探りました。
      ※酸化に注目した、毛髪内部での効果的な発色を促す処方。

  2. 02

    展開

    6色それぞれが個性を持ち、その世界観を各モデルによって体現。美容室でお任せであったヘアカラーも自ら選択でき、身近なものへ。

  3. 03

    今後

    より市場に浸透させていく段階では、必要な媒体や広告戦略に基づき、検証と改善を繰り返しながら、相手から寄りつきたくなるような発信を進めております。
    また、働く環境への改善として、ワークファッションやオフィスデザインの見直しにも着手しております。

ブランディングを経て

美容師や一般ユーザー(消費者)からの声がすべてだと思います。モノづくりに対して真剣かつ真摯に取り組まれているアリミノさんの想いが、商品(プロダクト)に乗せてどんどん広がっていること、BRESTは1番のファンとして応援しております。

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